パリの毎日 - La vie est belle

セレブじゃない、普通のパリでの生活って?パリ生活情報あれこれ。

ワイン・シャンパーニュのカーヴ見学はおすすめ!

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ボルドー近くのぶどう畑を訪れてから、数年前に訪れたシャンパーニュ

のカーヴのことを思い出していた。

フランスはやっぱり農業大国で、ガストロノミーの国。

パリから少しでると田園風景が広がるし、フランスのどの地方にいっても

ワイン、フロマージュ等をはじめとして、農産・海産物に、郷土料理、

ご当地スイーツがある。

留学にしても、観光にしても、フランスにくる目的はそれぞれにあるだろうけれど、

かなり高い割合で「美味しいもの食べたい。」というのがあるんじゃないかな。

 

パリ東駅からTGVに乗って1時間かからない、シャンパーニュ地方。

その中心都市がReims。最初この都市名が読めなかったのだけれど、

これで「ランス」と読む。


Vendanges (ヴァンダンジュ・ブドウ摘み)を見て、秋のこの時期に、

そういえばシャンパーニュのカーヴに行ったなあと思いだした。

私が行ったのは、シャンパーニュ地方でも最も古いメゾンであるRuinartで、

なんと創業は1729年。日本はそのごろ江戸時代。老舗中の老舗だね。

フランスの家族は、ひいおばあちゃんの希望で、何かをお祝いするときは

必ずシャンパーニュでRuinartだったもので、ここを選んだのだけれど、

特にご贔屓のメゾンがなければ、

フランス ワインツアー iconで、日本語通訳がついているツアーもあるので、

シャンパーニュへはパリからの日帰りのオプショナルツアーを利用するのが便利かも。

カーヴは事前予約制のところが多いから、

旅の途中でふらりと訪れて入れてくれる所は少ない。

私は仏語がなんとかできても、やはりワイン・シャンパーニュの世界の単語が

何となくこういう意味なのかな、としか理解できなかった。

言葉に不安がなければ、英・仏語ツアーはたくさんでている。

酔っぱらっても連れ帰ってくれるし。(笑)

 

だいたいどこのメーカーも、まず長い階段をカーヴに降りていくのだけれど、

私の行ったルイナールは深さ38m。長さが8km。降りるほど涼しくなっていく。

夏前だったけれど、肌寒かった。

カーヴは年間を通して11度ぐらいに保たれているらしいので、

夏でも軽く羽織れるものは持っていった方がいい。

ずらりと並ぶ瓶にはとにかく圧倒されるし、美しい。

毎日瓶を1/8回転ずつさせていくのだけれど、2名が担当して、

毎日50,000本を回転できるらしい。

このあたりの詳しい説明を日本語でしっかり聞きたかったな~。

どのカーヴ見学も、最後はだいたいサロンに移動してのテイスティング。

 

歴史と伝統。それを維持していく誇り、といった美食大国フランスを肌で感じた日。

日本から友人が来たら、地方発のワインのシャトー巡りツアーを

ご一緒したいなと思っている。

 

フランス ワインツアー icon

 

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