フランスの秋の味覚 CèpeとGirolleを楽しむ
食欲の秋というけれど、フランスも秋には美味しいものが多い。
マルシェもすっかり秋の気配で、ぶどうやナス、カボチャ、キノコと並んでいる。
キノコ類はこの季節何種類もでてくるけれど、たぶん一番よく見かけて、人気あるのが
8月の中旬ぐらいからでてくる、オレンジ色のキノコGirolle(ジロール)と、
茶色で肉厚な、ころんとした姿がかわいいCèpe(セップ)だと思う。
セップ茸は、日本では乾燥のイタリアのものが輸入食品店に入っていることも多くて、
ポルチーニ茸と言われることもある。
楽天でも 乾燥ポルチーニが見つかった。
フランスでも乾燥したものをスーパーで売っているけれど、
やっぱり旬の今はフレッシュだよね。
Cèpeは高級食材として知られていて、昨日、39,90EUR/kgだった。
Girolleはもう少し求め安い価格。
それでも日本のまつたけよりは、高くないよね。
色々な食べ方があるけれど、一番一般的なのが、
ガーリックとバターの風味をきかせたソテーだと思う。
付け合わせにぴったり
材料:
セップ茸またはジロール、オリーブオイル、ニンニク、エシャロット、パセリ、
バター、塩・胡椒
1. きのこ類はあまり水洗いをすると、水がきのこに入って美味しくなくなるので、
濡らした布などで、拭くように洗う。
きのこは食べやすい大きさにスライス。
ニンニク・エシャロット・パセリはみじん切り。(私は大きめに切るのが好き)
2. フライパンにオリーブオイルを入れて、きのこを入れてソテーする。
きのこから水が出て来たら、水は取りわけて、ソースなどに加えると美味しい。
3. きのこが色づいてきたら一度取り出し、同じフライパンに
ニンニク、エシャロットを入れてソテーする。
4. 最後にきのこをフライパンに戻し、パセリを入れ、バターを加えて、
塩コショウで味を調える。更に少しだけ火を入れて、できあがり。
これはカモの付け合わせに、セップとジロールと一緒にジャガイモもソテー。