もう秋。今年のパリの夏の天気はおかしかった・・・。
パリでは夏でも、朝・晩に涼しく感じることが多い。
だから日本から夏にパリにくる人には、長袖を必ず持ってくるようにいう。
それでも今年の夏の天気はおかしかった。
7月にはこの10年パリで暮らして、はじめてじゃないかというぐらい暑い、
39℃を記録。
日本の夏で慣れているとはいえ、クーラーのない家、地下鉄が普通のパリの生活に、
この暑さは厳しかった。
スーパーの棚からは水のボトルが消え、扇風機も売り切ればかり。
その後も毎週30℃を超す日があり、慣れていないパリジャンはぐったり。
そうかと思ったら、8月の中旬から30℃を超した次の日に、
なんと最高気温が21℃というこの落差。
2日暑く、3日涼しくというのを数回繰り返し、
なんと昨日は最低気温が13℃、最高気温が17℃だという。
バカンスから戻って、この最後の1週間パリに人が戻って、
9月からの新学期に備えている人が多かったのだけれど、皆、長袖を引っ張りだし、
後姿はすでに秋というか初冬の装いだった。
もともと8月のパリは空が高く、うろこ雲も見え、秋の気配なのだけれど、
さすがにこれは・・・。